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ヴァシュラン フリブルジョア エピセア

ヴァシュラン フリブルジョア エピセア?? 長ったらしい名前でややこしく覚えにくいのですが単語を分解して覚えると案外シンプルです。

 

まず「ヴァシュラン」というのは簡単にいうとスイスやフランスの山岳地方で作られるチーズの一派をひとくくりにして呼ぶときのネーミングです。 語源は雌牛を意味する「ヴァシュ」からきています。 次に「フリブルジョア」ですがこれは土地の名前です。 スイスの「フリブール州」が生産地になるのでそこから名前がきています。 最後に「エピセア」ですがこれは割と有名かと思われます。モンドールの外皮に使われたり、テットドモワンヌやコンテを熟成する熟成庫の木棚に使われている植物がこの「エピセア」です。

 

日本語で言うところの「モミの木」のことです。 まとめると「モミの樹皮を使った/フリブール州の/ヴァシュランチーズ」という感じの意味になります! ...しかしながら名前長過ぎるので当店では「フリブルジョア」と呼んでます(笑) 名前の説明にばかり時間を割いてしまいましたがお味としましてはやはり山のチーズ感がとても強くナッツ感のある風味です。

 

個人的にはくるみと栗の中間のアロマを感じました。 食感はむっちりとしていてコンテなどよりも柔めです。 白ワインで溶かしてフォンデュにするのもセオリーだそうですよ。